Vol. 7 僕と 「JAZZ ROOTS」

「臼庭潤JAZZ ROOTS」 左より樋沢達彦(b)、佐藤雄大(kb)、養父貴(g)、臼庭、松山修(ds)、佐野聡(tb)、小澤敏也(perc) ~ 次郎吉の楽屋にて 2006.10.18

「臼庭潤JAZZ ROOTS」
左より樋沢達彦(b)、佐藤雄大(kb)、養父貴(g)、臼庭、松山修(ds)、佐野聡(tb)、小澤敏也(perc) ~ 次郎吉の楽屋にて 2006.10.18

僕は、1996年より、僕のオリジナル曲を中心に演奏するというコンセプトのもとに、「臼庭潤JAZZ ROOTS」として自己のライブ活動を開始致しました。

「JAZZ ROOTS」とは、バンド名というよりも、僕がライブを行う時のタイトルといったニュアンスで、2作のリーダーアルバム共、このネーミングを用いました。

僕が音楽の世界に魅せられた時代(1980年頃)は、既に様々なスタイルの音楽がミックスされており、「ジャズ」といっても、エレクトリック楽器が多用され、「クロスオーバー」から「フュージョン」と呼ばれるものが流行していました。

そんな時代に育った僕は、オンタイムで感じるあらゆるジャンルの音楽を吸収し、演奏したいと思うようになりました。

僕は、「ジャズ」といわれる音楽をどう捉えるかということが、非常に難しいと思っています。

なぜなら、そこには、日本とは異なる様々な文化や歴史が、深く根付いているからです。

しかし、僕なりに、「ジャズ」と思っている音楽に敬意を表し、それを根元とし、そこに新たに僕の感じた要素を取り入れて演奏したいという気持ちから、「JAZZ ROOTS」という名前を考えました。

今の自分が生きている時代に、いいと感じた音楽は、すべて素直に受け入れたい。そして、僕というフィルターを通してオリジナリティーのあるものを作ってみたいと思っています。

昨年、一時「JAZZ ROOTS」での活動は停止し、一年間試行錯誤致しましたが、「臼庭潤がもっとも臼庭潤らしいスタイル」で演奏するには、やっぱりこの「JAZZ ROOTS」というものが必要だと感じました。

「もしも、こんなメンバーのバンドがあったらいいな」

僕が好きなミュージシャン達に集まってもらい、バンドリーダーでありながら、僕がメンバー達の一番のファンである。

それが僕にとっての「JAZZ ROOTS」です。

2006.10.19
臼庭潤

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